不動産購入をお考えの方へ****森羅万象

1.購入の目的は何か :  自らの住まいか 投資目的か  目的の違いにより物件の選別も当然違います。
投資目的の場合
A) 投資目的の場合は、究極的には投資効率です、但し、問題は残存期間です。取りあえずの収益率のみを見てしまうと見誤ります。
収益率 年利20%でも直ぐに老朽化すれば、再投資又は修繕費が必要になります。
B) 物件が最適用途として活用されているかを見極める
例えば、住宅街の事務所使用(よく見受けます) 工場地帯の集合住宅  郊外住宅地の店舗ビル  郊外地域の単身者用アパート等は避けるべきです。

2.自らの住まいの場合
A)先ず、最優先で考えることは、交通 学校 買い物 病院 等の生活インフラです。
 毎日の生活に深く係わる事です、生活インフラ第一で先ずスタートです。
 駅までの距離 通勤時間 学校までの距離 買い物の便利性 病院までの距離 等は個人の努力では改善に限界があります
B)これからのライフサイクル、年齢 家族構成等を考慮して目的物件をイメージする。
C)自らの所得 自己資金 年齢 職業 金利情勢等を勘案し総予算と資金計画をたてる。

3.中古物件購入予定の方へ
自分の希望条件を100%満足させる物件は皆無に近いです。
この場合何処かで妥協せざる得ません、その場合のポイントはある程度の時間とコストを掛ければ改善できるかどうかです。
例えば キッチンが気に入らない 間取りが気に入らない 畳は嫌 クロスの色がいや 等の物理的な問題は多少のコストをかければ改善できます。
しかし 生活インフラ(交通の便 通勤時間 学校までの距離 病院までの距離等)の改善は殆んど不可能です。

*****木を見て森を見ず****
素晴らしい システムキッチン 素晴らしいトイレ便座 素晴らしい浴槽 等は住宅の全てではありません 住宅の一部に過ぎません。

相続を争続から守るために

「泣く泣くも 良い方を取る 形見分け」これは争続をわかりやすく表現した言葉ですね。これは被相続人のご逝去の後の仏事も終了し、それぞれのお客様も御帰りになり、ご家族のみとなった当たりから、怪しくなります。
ほんの数日前の生前は仲良し兄弟姉妹が、この日を境に何となく変化が生じて来たら要注意です。

相続の問題点は二つあります。税金(相続税)と分配(財産分割)の方法の二つの課題です。
相続税の問題は、相続税法等の法律によって規制されていますので、税理士、会計士等の専門家に依頼すればそれほど難しくはありません。(税理士の中には相続税の申告をあまり得意としていない方もおられますので確認が必要です)
但し、注意すべきは、住宅メーカー プレハブメーカー 証券会社 生命保険会社 不動産業者等の誘いには充分お気を付けください。過去における資産家の相続税破綻が証明しています。

問題は財産分割分配(分割協議)の方法です。
相続財産ゼロ又は、相続人が一人の方は殆んど問題がないと思われます。
問題は、多少なりとも相続財産が有り、相続人(兄弟姉妹等)が複数おられる場合です。
但し、被相続人が大資産家で各々相続人に十分な財産を相続させ、事前の相続対策をしている方は解決の方向は見えてきます。この部類の資産家世帯の相続問題は費用をかけ裁判でもすれば済む話です。

それ程の財産でもないですが多少でも相続財産が有り、相続人が複数いらしゃる方々が財産分割で揉める場合が多いようです。これに対しての特効薬はありません。
相続人の家族構成、年齢 配偶者の有無 人柄 職業 所得 趣味好み住まいの状況(持家 借家) 生前の被相続人との関係、場合によっては学歴等、いろいろな環境条件を考慮して納めなければなりません。
焦らず時間をかけて(基本的には相続発生から10ケ月)解決していくしかないかもしれません。

相続は財産だけの問題ではありません、家族と言う素晴らしい資産の継承を考えませんか。
私の理想の相続とは、節税はもとより、素晴らしい家族の継承です。